❖お知らせ

2019-01-13 17:00:00

私が着付け教室でお世話になっております、fruits of lifeの大橋利枝子さんと、

スタイリストの井伊百合子さんの対談の様子が雑誌クロワッサン(1月25日号)のお茶の時間に掲載されております。

今回の対談のテーマはお着物。

人気スタイリストのお二人からみた着物、そして着物離れが進む現代での着物の着こなし、おしゃれの工夫など

興味深いお話がたくさん・・・

是非、皆様ご一読くださいませ。

当日はお着付けのお手伝いをさせて頂きましたが、お二人の着姿がとても素敵でうっとりしてしまいました・・・

 

クロワッサン 立ち姿.jpg

 

着物を着ている人を見かけることが少なくなった現代では、なんとなくハードルが高く

着物の世界に一歩踏み込めないでいる方が多いように思います。

ハードルの高さは着付けの大変さ、TPOをふまえたコーディネート、呉服屋さんなどの敷居の高さでしょうかね・・・

きっと、みんなが着物で暮らしていた時代は、こういうことを気軽に聞ける方が身近にいたのだと思います。

少しでも着物を身近に感じて頂けるように、今年はコーディネートのご紹介なども

していかれたらと思っております。

 

2019年、皆様がお着物に触れる機会が多くありますように・・・

そして、自分らしく楽しめますように。。。

2019-01-08 21:00:00
後ろ姿 アップ.jpg

昨年1月に袴のお稽古をしていた方から、今年の成人式にお嬢様にお振袖を着せてあげたい・・・と

ご連絡を頂き、11月末から振袖のお稽古をしておりました。

 

袴の着付けの時に基本的な着付け、補整の仕方や重ね衿をキレイに添わせる方法などをお稽古しましたので、

今回のお稽古では、振袖の着付けでやはり一番難しい帯結びを重点的に練習しました。

 

最近の振袖の帯結びは、文庫、立て矢、ふくら雀といった古典的な帯結びは少なく、

帯の長さがたっぷりあることもあり、ハネをたくさん作って豪華な帯結びが多く見受けられます。

しかし、どんな帯結びも基本は変わらず、ヒダをしっかりとり、ハネをきちんと整えること、

枕がきちんと結び目の上にのって背中につくこと、全体のバランス・・・

帯結びが複雑になると何となくごまかせてしまいそうな部分もありますが、一つ一つのポイントを

丁寧に仕上げることで、バランスよくしっかりとした帯結びができると思います。

 

衿元アップ.jpg

さて、今回お稽古されたお母さま。お着物が大好きで装束の着付けも習われており、

お着物のリメイクなどもされているそうです。

来週お嬢様がお召しになるお振袖は、京都のご実家の近くで見つけられたという紅型の振袖。

半衿はもともと半巾帯だったそうです。

お振袖にぴったりの重厚感ある半衿、振袖がきりっと引き締まりますね。

華やかなお着物に負けないように、重ね衿も赤と黄色の2色。

やはり20歳のお祝いのお振袖は華やかに装いたいものですね。。。

お裁縫の腕をいかして、バックは今から作られるのだとか・・・

お母さまの心のこもった成人式の装い、楽しみですね^^

前姿 全身.jpg

写真はトルソーにお着付けしたものですが、最後のお稽古は実際にお嬢様にモデルになって頂いて

お着付けしてみました。

初めてお振袖に袖を通したお嬢様も、「お母さん、大丈夫?ちゃんと覚えてる?」など

お声かけしながら、思ったよりも苦しくなかったと、ニッコリ^^

トイレの行き方や、歩き方、長いお袖をどうしたらいいか・・・

など、お嬢様も当日きれいな姿でいられるように所作をお勉強。

どうしたら着崩れが少なくなるか、着ている本人の努力も必要だったりします。

母娘の力を合わせて、苦しくなく着崩れなく、ご家族にとって生涯忘れることない素敵な一日になりますように・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

2019-01-04 10:00:00
袴 前姿 全身.jpg

毎年、新年を迎えるとまず思うのは成人式の振袖着付けのこと。

かわいらしいお嬢様たちの華やかな振袖姿を楽しみにしていますが、成人式が終わると

すぐにやってくるのは3月の卒業式、4月の入学式のお着付けの仕事です。

3月は初旬から下旬まで毎日のようにどこかで卒業式が行われているのではないかと思うほど

着付け師にとっては忙しい季節になりますね。

 

袴の着付けは振袖着付けより簡単に思いますが、お嬢様の体型に合わせてバランスよく

かわいらしく、苦しくなく着崩れのない着付けをするとなると簡単にはいかない部分が

あると思います。

 

そこで、ご自身の袴の着付けを見直していただくべく女性袴着付け講座を開催することになりました。

 

※お稽古回数、日時

全3回

1月22日(火)13:00~16:00

2月5日(火) 13:00~16:00

2月12日(火)13:00~16:00

 

※お稽古場所

講師自宅(台東区根岸1丁目。最寄り駅はJR上野駅、鶯谷駅徒歩8分、

東京メトロ日比谷線入谷駅徒歩10分。個人宅になりますので、お申込みの方にご住所をお知らせします)

 

※お稽古代金

12000円(税込)

 

※持ち物

袴着付けに必要なものを各自お持ちください。

・着物(小紋、色無地、振袖)

・半巾帯

・長襦袢(半衿がついているもの、二部式可)

・女性用袴

・裾よけ

・肌襦袢(裾よけ、肌襦袢はワンピースタイプ可)

・足袋

・衿芯

・腰紐5本

・伊達締め2本

・帯板

・重ね衿

・補整用のタオル(薄手のもの3枚)

・補整用綿花

・着付け用クリップ

その他、お使いのコーリンベルトなどありましたらお持ちください。

 

 

袴 後姿.jpg

袴の後ろ姿

衣紋の抜き具合、袴の上の背中のシワ、帯の高さによる

袴のなだらかな曲線。キレイな着付けを目指すポイントがたくさんありますね・・・

袴 横姿.jpg

また、忘れがちなのが横姿。

袴のマチの部分は結構開いているので、真横からみると

半巾帯の締め方、おはしょりの処理の仕方、袴紐の締め方など

意外とよくわかるものです。

このあたりに着崩れせず、苦しくない着付けのポイントが隠れているような。。。

 

意外とたくさんある袴着付けのポイントをふまえながら、時間をかけず丁寧な着付けができるように

お稽古できればと思っております。

 

ご興味あります方はお問合せフォームよりご連絡くださいませ。

宜しくお願い申し上げます。

 

 

 

 

 

2019-01-01 10:00:00
門松.jpg

新年、明けましておめでとうございます。

年末は寒波の影響で寒い日が続きましたが、東京は穏やかで暖かい1年の

スタートとなりました。

皆様は平成最後の年越しをどのように過ごされましたか。

 

今年は4月に新らしい元号の発表を控え、どのような世の中になっていくのか

楽しみですね・・・

 

今年は1月より表参道にて自装、他装それぞれのお稽古がスタートします。

お稽古も大切ですが、今年は皆様にもっと着物を着て頂けるようなイベントや

コーディネートのご相談、お着物生活のお悩みにおこたえし、

皆様のお着物生活がより豊かで実りあるものになるようなお手伝いできればと思っております。

 

本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

2018-12-31 10:00:00

2018年も残すところ1日となりました。

東京は穏やかな大晦日となりましたね。

 

今年は3月より谷中でのグループレッスン、9月より橋本駅前で振袖講座がスタートし、

新たな出会いの多い年となりました。

自分で着物を着る、誰かに着物を着せてあげる、どちらにしても

その方が一番素敵に見えるようなコーディネート、着付けの仕方が大切なのだな・・・

と、あらためて痛感する一年となりました。

 

2019年は、平成からどんな世の中になっていくのでしょうか。

今まで以上に着物や和の文化を身近に感じ親しんでいただけるように

お手伝いできたらと思っております。

 

本年も有難うございました。

来年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。